新婚旅行の計画っていつから立てればいいの?
披露宴の準備もあるし、同時進行するのも大変!
こちらの記事は、このようにこれから新婚旅行の計画を立てようと考えているけど「いつから計画立てればいいの?」と分を感じている人におすすめの内容となっています。
ゼクシィ結婚トレンド調査 2017によると、新婚旅行の検討開始時期と申込み時期を尋ねたところ、平均で披露宴の4.3ヶ月前に検討し始め、2.5ヶ月前に申込みをしていて、平均検討期間は1.7ヶ月間となっていることがわかりました。
しかし、この準備期間では実は新婚旅行の準備が間に合わなかったり、お得なプランに申込ができなかったりする可能性があります。
一生に一度の新婚旅行を素敵な思い出にするためには、準備や計画は早めに立てなければいけません。
そこで、そのスケジュールを順に追いながら新婚旅行の計画の立て方について紹介しますので、これから新婚旅行の計画を立てようと考えているあなたはぜひご覧ください。
情報収集は出発の6ヶ月前から
まず希望する国や地域などの情報収集を出発の6ヶ月前からはじめましょう。
では、なぜ出発の6ヶ月前なのでしょうか?
情報収集が早ければ焦らず準備ができる
なぜ6ヶ月前から情報収集が必要かというと、出発までの時間はあっという間に過ぎてしまうからです。
情報収集にはいくつかポイントがあり、
- 行き先の気候、それにより必要となる衣類など
- どんな楽しいことがあるか(ツアーやイベントなど)
- 治安は悪くないか
- 物価は高いか、現金はいくら必要か
- 予算はいくら必要か
など多くの情報を集めておく必要があります。
国や地域、次期によってはもっと多くの情報を収集する必要がありますので、スタートする時期が早ければ早いほど焦らずに余裕を持って準備することができます。
披露宴の準備と並行して新婚旅行の準備もはじめよう
新婚旅行の出発の6ヶ月前というのは、結婚披露宴の準備とも重なる時期です。
披露宴には、披露宴の進行、料理の決定、引き出物の決定、出席者の決定と席順、衣装選びなど多くの準備が必要になります。
どれも大切な準備で、披露宴前日のギリギリまで「これで本当にいいのか」と思い悩む人も少なくはありません。
しかし、披露宴の準備ばかりに気を取られて新婚旅行の準備をおろそかにしてしまうと、旅行先で予定が狂ったり、それが原因で夫婦喧嘩をしてしまったりと、せっかくの新婚旅行が台無しになってしまいます。
披露宴の準備も大変かもしれませんが、夫婦で力を合わせて新婚旅行の準備も並行してはじめましょう。
旅行会社には出発の4ヶ月前には相談し始める
新婚旅行の希望の行き先が見つかったら、出発の4ヶ月前には旅行会社に相談をはじめましょう。
出発の4ヶ月前に相談する理由は2つあります。
旅行会社に相談してすぐに予約ができるわけではない
新婚旅行の行き先が決まってるからといって、旅行会社に相談してすぐにツアーの予約ができるというわけではありません。
- ツアー内容の確認
- 希望のホテルが予約できるかどうか
- 現地との調整
- 予算との兼ね合い
また、下でも紹介していますが、90日前特典のようなお得な申込もありますので、それまでに打ち合わせや条件のすり合わせなどを考慮して、出発の4ヶ月前には旅行会社に相談するようにしましょう。
相談に行く二人のスケジュール調整も大切
旅行会社に相談するときはできれば二人で行くと良いでしょう。
希望する行き先が同じでも、旅行先で楽しみにしていることも同じとは限りません。
奥さんは買い物、旦那さんは趣味の釣り、短い滞在期間でお互いの好みを優先していては、せっかくの二人だけの素敵な時間を楽しむことはできません。
できるだけお互いの好みを取り入れるためにも、二人一緒に旅行会社へ相談に行き、それぞれの意見や好みを話し合うことが大切です。
そのためにも、仕事や披露宴の準備に忙しい中でも、二人で一緒に旅行会社へ相談に行く時間を取れるようにスケジュール調整をしましょう。
予約時期は出発の3ヶ月前までに!
ツアーのプラン内容が固まり、予算の目途などが立ったら、出発の3ヶ月前までに予約をしておきましょう。
その理由は次の3つです。
90日前特典、60日前特典をお得に利用する
出発の3ヶ月前までに予約をする理由の一つに「90日前特典」があります。
出発の90日前までに予約をすると「10,000円割引」「旅行代金を20%オフ」など、お得にツアーに参加することができます。
お得な割引の金額は各旅行会社によって異なります。
3ヶ月前を過ぎて90日前特典を使うことができなくなっても、出発の2ヶ月前までに予約をするとお得になる「60日前特典」がある旅行会社もありますので確認しておきましょう。
キャンセルが発生するのは1ヶ月前からが多い
海外旅行の申込をキャンセルする場合、出発までの日数によっては一定のキャンセル料がかかります。
旅行会社大手のJTBの公式サイトを見て見ると、キャンセル料についてこう書かれています。
出典:JTB「よくある質問」より
このように、旅行出発の40日前で10%、30日前で20%、前日で50%、当日100%とほとんどの旅行会社は同じようなキャンセル料を設定していますので、目安として「1ヶ月前」前後でキャンセル料が発生すると考えておくと良いでしょう。
不測の事態が起こって旅行が延期になったとしても、キャンセル料が発生しない期間に申込取り消しの手続きが行えるように、遅くとも出発の3ヶ月前までに予約をしておきましょう。
3ヶ月前までに予約をすると披露宴の準備に集中できる
新婚旅行の準備も大変なことですが、披露宴の準備はもっと大変です。
披露宴のすぐ後に新婚旅行に行くと予定するなら、3ヶ月前となると引き出物の準備や二次会の会場を決めている頃で、さらにその後には謝辞や手紙の準備をしたり、ヘアメイクのリハーサルや最終打ち合わせがあったりと大忙しになります。
しかもこの二つは同時進行で進むことが多いので、新婚旅行の準備に集中しすぎると披露宴の準備がおろそかになってしまうこともあります。
新婚旅行と比べても披露宴のほうが費用もかかりますし準備も大変ですから、新婚旅行の準備を3ヶ月前までに終わらせることで、その後に控えている披露宴の準備に集中することができるようになります。
結婚式から何日で出発するのが普通?
新婚旅行は結婚式から何日くらいで出発するのが普通なのでしょうか?
次の日?一週間後?一年後?
リクルートが運営する「みんなのウェディング」で集計したアンケートによると、挙式後1週間未満が30.1%、挙式後1ヶ月~3ヶ月未満が21.1%、とほぼ半数が結婚式(披露宴)からあまり期間をあけずに新婚旅行に行くということがわかりました。
第1位 挙式後1週間未満 30.1%
第2位 挙式後1ヶ月~3ヶ月未満 21.1%
第3位 挙式後1週間~1ヶ月未満 15.8%
第4位 挙式後3ヶ月~半年未満 12.6%
第5位 挙式後半年~1年未満 9.1%
第6位 挙式前 8.7%
第7位 挙式後1年以上 2.6%
このように、結婚式から時間をあけずに新婚旅行に行くのであれば、時間に余裕を持って計画を立てる必要があります。
また、もし結婚式から時間をあけて新婚旅行に行くとしても、行き先の気候(雨季や乾季など)やハイシーズンかオフシーズンかによっても行き先で楽しめるプランが変わりますので、新婚旅行の計画の仕方が異なります。
いつ新婚旅行に行くにしても、時間に余裕を持って計画を立てることが必要です。
まとめ
新婚旅行の計画は、1ヶ月ごとのスケジュールをイメージをすると立てやすくなります。
6ヶ月前から情報収集をはじめ、4ヶ月前には旅行会社へ相談に行き、3ヶ月前に予約をする。
この3つのポイントを覚えておき、時間に余裕を持って計画を立てるようにしましょう。