正直あまり貯金がないから新婚旅行の費用は借金するかなあ。
二人の将来も関係するからちゃんと話合わないとね。
結婚式や披露宴、新居への引っ越し、新しい家電の調達、結婚にはお金がかかります。
新婚旅行の費用にまわすだけのお金の余裕がないとき、あなたならどうしますか?
借金をしてまで新婚旅行の費用を支払いますか?
そこで、お金に余裕がないときでも新婚旅行に行くためにおすすめの方法を紹介しますので参考にしてみてください。
新婚旅行に行きたい!でもお金を借りてまで新婚旅行に行くのは反対の意見も
ゼクシィ結婚トレンド調査 2017によると、結婚したカップルの75.7%は新婚旅行に「行った(行く予定で申込み済み)」ということがわかっています。
では、どれだけのカップルが新婚旅行に行くだけの余裕のある資金を持っているのでしょうか?
29歳以下の貯蓄残高は265万円、結婚から新婚旅行までにかかる費用は484万円
金融広報中央委員会のデータによると、29歳以下の貯蓄残高は265万円となっています。
このデータは二人以上の世帯を対象としていますので、二人での貯蓄額の合計と見ることができます。
では、この金額は多いのでしょうか、それとも少ないのでしょうか。
先ほどのゼクシィ結婚トレンド調査 2017の中で、結婚費用として夫婦二人で貯めている金額で最も多かったのは「100~200万円未満」が23.1%と最も多く、平均は307.6万円でした。
そして、結婚から新婚旅行までにかかった費用の総額は、夫婦二人の貯蓄額を上回る484.2万円だということから、ほとんどのカップルは新婚旅行に回せるお金の余裕がないことがわかります。
お金に余裕がなくても新婚旅行に行きたい!ブライダルローンは利用してもいいの?
先ほどのゼクシ―のデータの中では、結婚費用としてほとんどのカップルが親の援助を受けているというデータもあります。
詳しく見てみると、「100万~200万円」が45.0%と最も多く、その平均は171.9万円となっていますので、親の援助があっても新婚旅行の費用を捻出するには余裕がないというカップルもいるのではないでしょうか。
そんなとき、銀行のブライダルローンなどを利用する人も増えてきています。
ブライダルローンは結婚式の費用だけが対象というわけではなく、新婚旅行の費用もローンの対象で、金利も3%~10%と金融機関ごとに異なり、借り入れの上限額も300~500万円が一般的です。
カードローンなどと比べて金利が低いこと、親の名義でもローンが組めることなどから気軽に利用するカップルもいますが、しっかりと返済計画を立てなければその後の生活に支障をきたすことになりますので、ブライダルローンを利用する際には注意が必要です。
ですから、ブライダルローンも借金だということを覚えておきましょう。
お金に余裕がないときでも新婚旅行に行きたい人におすすめの方法
新婚旅行の予算をブライダルローンなどで借金する前に、できるおすすめの方法が3つあります。
- 結婚式のご祝儀を利用する
- 費用の安い国内旅行に切り替える
- お金を貯めてから計画し直す
まずはこの3つの方法で予算を工面できるかどうかを確認してみましょう。
結婚式のご祝儀を利用する
結婚式や披露宴でもらえるご祝儀の平均額は227.4万円というデータがゼクシ―の調査で出ていますが、もしこのご祝儀をそのまま受け取ることができるのであれば、披露宴などでかかる費用の節約ができれば、余ったお金を新婚旅行の費用に充てることもできます。
まずはご祝儀をそのまま使うことができるか、両親なども含めて相談をすることからはじめましょう。
費用の安い行き先(国)に切り替えたりホテルのランクを下げる
使える予算が少ないのであれば、無理に高い費用のかかるプランにする必要はありません。
ホテルや食事のランクを下げてみたり、現地のローカルエリアを楽しむプランを取り入れたりすることも選択肢のひとつとして考えてもいいでしょう。
また、近場のアジアンリゾートなら予算を抑えても、ビーチでのアクティビティやショッピングなどを楽しむことができますのでおすすめです。
お金を貯めてから計画し直す
新婚旅行は披露宴のすぐあとに行かなくてはいけないというルールはありません。
ゼクシ―の調査では、披露宴の翌日に新婚旅行に出発するカップルは全体の11.9%と少なく、一番多いのは「結婚式の後1ヶ月~3ヶ月未満」が21.7%と最も多く、「結婚式から半年以上先」と答えたカップルも9.6%いることがわかっています。
このことからも、もし新婚旅行の予算がなかったとしても、諦めたり借金したりするのではなく、時間をかけてお金を貯めて、スケジュールの計画からやり直すという選択肢も考えておきましょう。
そして、貯められる予算に応じた行き先(国や地域)を決めても遅くはありません。
二人で協力して新婚旅行の予算を作ることができたら、二人の絆も深まり、新婚旅行もさらに楽しいものになるはずです。
まとめ
新婚旅行の費用を貯めることは簡単ではありません。
もし行きたい国があっても、予算が足りなければ行き先を変更するか、プランを変更するか、日程を変更するかなど、代替案を考える必要があります。
ブライダルローンを利用して費用を工面するという方法もありますが、あくまでも借金のひとつですので、ご利用は計画的に行うようにしましょう。