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新婚旅行の準備と持ち物 パスポートは新姓と旧姓どちらがいいの?困ったトラブルとその対処法

パスポートの名義変更 新婚旅行で必ず準備したい必要な持ち物

そういえばパスポートの名義ってどうしてる?

新しい苗字にするか旧姓のままにするか悩んでるんだよね。

新婚旅行に行くとき、パスポートが独身のときの苗字のままになっている方も多いと思いますが、新しい苗字に変更するかどうかはどう判断すれば良いのでしょうか。

そこで、新婚旅行のときのパスポートの新姓と旧姓どちらが良いのかの答えと、名義変更をしなかったことで生じたトラブルについて紹介したいと思います。

結論:新姓でも旧姓でも旅行に行くこと自体は問題ない

パスポート02

まず結論からお伝えすると、パスポートの名義が新姓でも旧姓でも新婚旅行に行くことはできますので問題はりません。

しかし、覚えておかなければいけないポイントが二つあります。

  • パスポートが旧姓なら航空券も旧姓で予約する
  • パスポートが旧姓なら海外旅行保険も旧姓で申し込むことが必要

パスポートが旧姓なら航空券も旧姓で予約する必要がある

パスポートの名義変更をせずに旧姓のまま新婚旅行(海外)に行くのであれば、航空券の予約も旧姓で行う必要があります。

JTBのホームページにもこのことについては記載されていますが、本人確認が取れないことで搭乗を拒否される可能性があるからです。

すでにパスポートをお持ちの方は、旧姓のままで行かれる方が大半です。必須なのは「パスポートの名前」と「航空券の名前(旅行お申し込みの名前)」が一致していること。一致さえしていれば、どちらで行っても問題ありません。パスポートと航空券のお名前が違うと本人確認ができないことになり、飛行機には乗ることができませんので、入籍日と出発日を考慮して、どちらで行くか旅行お申し込み前に決めておきましょう。

許してもらえるだろうと軽く考える方もいるのですが、違っていると本当に乗れません!また、発券後の航空券の氏名変更もキャンセル&取り直し扱いとなり、最悪の場合は取れないこともありますので、このポイントは超重要です。

引用:JTB ソボクな疑問より

パスポートが旧姓なら海外旅行保険も旧姓で申し込むことが必要

もしパスポートの名義が旧姓の場合、航空券の予約と同様に、海外旅行保険の申込も旧姓で行う必要があります。

その理由は、もし海外で病気やケガで医療機関を受診した場合、身分証明としてのパスポートの名義(旧姓)と治療費の支払いに必要な海外旅行保険の名義(新姓)が異なると、トラブルに巻き込まれる可能性が出てきてしまうからです。

ですから、海外旅行保険に加入する際には必ず名義をパスポートと同じ(ローマ字)にして手続きをするようにしましょう。

名義変更をする場合にはパスポートの記載事項変更旅券を各都道府県の申請窓口で行う

パスポートの名義を旧姓から新姓に変更する際には新らしいパスポート(10年か5年)に作り直す必要がありますが、変更事項が名前や本籍の都道府県名だけである場合は、旅券法の一部改正に伴い「記載事項変更旅券」という新たな方式のパスポートの申請ができます。

変更の申請は各都道府県の申請窓口で行うことができ、記載事項変更旅券の申請をする際は現在のパスポートを返納し、返納したパスポートと有効期間満了日が同一のパスポートが新しく発行されます。

旅券番号、顔写真、ICチップ内のデータは新しいものに変更となり、署名も変更後の氏名での署名となり、変更後のパスポートが受け取れるのは、申請日を含め6営業日目からとなります。

記載事項変更旅券の申請に必要なもの

  • 一般旅券発給申請書(記載事項変更申請用)
  • 戸籍抄本または戸籍謄本(6ヶ月以内に発行のもの1通)
  • 現在有効なパスポート
  • 6ヶ月以内に撮影したパスポート用写真
  • 手数料 6,000円
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新婚旅行でのパスポートの新姓と旧姓のトラブルとその対処法

パスポートトラブル

ここでは、パスポートの名義を変更しなかったことで起こった実際のトラブルについて紹介します。

空港で旧姓のパスポートと新姓の航空チケットで搭乗拒否された場合

上でもお伝えしましたが、パスポートの名義と航空券の名義が異なる場合、飛行機に搭乗することはできません。

大手航空会社の場合、予約した飛行機に乗ることはできずキャンセル(払い戻し)となり、別の飛行機の予約をする必要がありますが、LCC(格安航空会社)を利用する場合にはキャンセルの払い戻しなどができない場合がほとんどですので注意が必要です。

パスポートの旧姓とクレジットカードの名義(新姓)が違ってトラブルになった場合

パスポートの名義がクレジットカードの名義と異なっている場合、新婚旅行先で困ったトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

新婚旅行先でクレジットカードを使ってショッピングをするとき、本人確認の意味からパスポートの提示を求められることがよくあります。

そのとき、パスポートとクレジットカードの名義が違っていると、店側から商品の販売を拒否されることがあります。

これは店側からしたら当然のことで、偽造クレジットカードを利用している可能性もあると判断して警察に通報されることもありますので注意が必要です。

新姓でも旧姓でもかまいませんので、必ずパスポートとクレジットカードの名義は合わせておくようにしましょう。

パスポートが旧姓のせいで身分証明で疑われてしまった場合

パスポートは海外旅行先で、あなたがどんな人物かを知るための唯一の身分証明書としての意味あいがあります。

海外ではどんなときに身分証明としてパスポートの提示を求められるかわかりません。

日本では絶対に職務質問などを受けない自信がある方でも、海外に行けばそのようなことは関係なくパスポートの提示を求められます。

そのときに、「新婚旅行(夫婦)なのに苗字が違うのはなぜか?」と疑われてしまって、いらぬトラブルに巻き込まれてしまわぬように、パスポートの名義はできるだけ夫婦で新姓でそろえておくようにしましょう。

もし説明のときに、「結婚のタイミング」と説明してダメなら日本大使館に連絡を取って事情説明をしてもらうことも必要です。

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まとめ

パスポートが旧姓のままでも新婚旅行に行けないということはありませんが、航空機の予約時や旅行先でのショッピングの際にトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

不要なトラブルに巻き込まれてしまうと、時間を取られて予定していたスケジュールが狂ってしまったり、余計な出費がかさんでしまったりして、せっかくの楽しい新婚旅行が台無しになってしまいます。

そうならないためにも、パスポートの旧姓から新姓への名義変更手続きには1週間ほどかかりますので(6営業日以降)早めに行うようにしましょう。

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