スーツケースの大きさってどれくらいがいいの?
お土産とか考えてこの大きさで大丈夫かな?
ちょっとした旅行にはスーツケースはめったに使いませんが、新婚旅行となると日数も一週間ほどと長くなるのでスーツケースが必要になります。
ただ、もしスーツケースを持っていないとしたら、何を基準にどんなスーツケースを買えばいいかわからないですよね?
そこで、新婚旅行にピッタリのスーツケースを4つのポイントを基準にした選び方をご紹介したいと思います。
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旅行の日数で選ぶ
まずは基本中の基本ですが、新婚旅行に何日行くかでスーツケースの大きさを選びます。
まずはこの「大きさ」でスーツケース選びをイメージしてみましょう。
日数によってS・M・Lサイズから選ぶ
結論からいうと、新婚旅行に持って行くなら「Lサイズ」のスーツケースがおすすめです。
次の表をご覧ください。
Sサイズ | 3日間 〜 1週間 |
50〜64cm 容量:45〜74L 機内持込できるサイズのものもあり、荷物を持っての移動が多い方におすすめ。 帰国後も出張や旅行時などに活躍の機会が多いサイズ。グアムやサイパンなどの近場への旅行におすすめ。 |
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Mサイズ | 1週間 〜 10日間 |
65〜69cm 容量:75〜84L 空港で一番多く見かける、女性でも扱いやすいサイズ。 渡航先や季節にもよりますが、荷物を詰めても余分のスペースを確保できる大きさ。 サブバッグや圧縮袋も上手に活用して荷物を詰めましょう。 |
Lサイズ | 10日間〜 |
70cm〜 容量:80L〜 2人分の荷物をひとつにまとめる事ができるので、ハネムーンにピッタリ。 衣類を沢山持って行かれる方やお土産をたくさん買って帰る方にもおすすめ。 ただし、身長155cm以下の方や、体力に自信がない方は携行が困難な場合も。 預け荷物の重量超過に注意! |
体力に自信がないなら、男性にLサイズを持ってもらい、女性はMサイズとソフトキャリーなどを組み合わせることをおすすめします。
短期間ならソフトキャリーやボストンバッグもあり
スケジュールや予算の問題で短期間の旅行になるなら、ソフトキャリーやボストンバッグという選択肢もあります。
ただし、お土産をたくさん購入したりショッピングを楽しむのであれば、現地でスーツケースを追加購入することもできますので覚えておきましょう。
現地の気候によって必要な服装の枚数で選ぶ
現地の気候もスーツケースの大きさや種類を決める基準のひとつになります。
なぜなら、南の島と寒いところへ行くのとでは、準備する服装がまったく異なるからです。
厚手の服装が多いなら大きめのスーツケース
寒い国や地域に新婚旅行で行く場合、ダウンジャケットや裏起毛のパンツ、ブーツなどかさばる荷物が増えます。
同じ服装を着回せば問題ないと思うかもしれませんが、せっかくの新婚旅行ですから行く先々でいつも同じ服装では写真映えもしません。
洋服以外にも帽子やマフラー、手袋などの防寒具が必要になる場合には少し大きめのLサイズのスーツケースを選ぶようにしましょう。
Tシャツ短パンがメインなら枚数を多く持って行ける
グアムやサイパンなど常夏の地域に新婚旅行へ行く場合、Tシャツや短パンなど薄手の洋服が中心となりますので、現地で着たい洋服やアイテムをたくさんスーツケースに詰め込むことができます。
また、スーツケースの中身に余裕を持って行けば、現地でTシャツやビーチサンダルを購入しても持って帰ることもできます。
お土産をあまり買わないのであれば、Mサイズのスーツケースでも問題ないでしょう。
移動が多いならバックパックもあり
観光名所をいくつも見て回ったり、スケジュールに移動が多いようであれば、大きなスーツケースよりも背中に背負えるバックパックもありです。
バックパックにすれば両手が空きますので、機動力に優れ、細かい動きも可能になりますので移動中の安全性も保つことができます。
もしスーツケースを一時的に預けることができる場所があったり、次の目的地に先に配送ができるのであれば、移動が多いスケジュールのときはバックパックがおすすめです。
お土産を入れて帰るかどうかで選ぶ
新婚旅行では、家族や親せき、会社の上司や同僚、友人知人など、多くの方たちにお土産を購入することになりますので、そのためにもスーツケースは一回り大きなものを選ぶ必要があります。
お土産を入れるためのスーツケースを選ぶときに注意しなければいけないポイントは次の二つです。
お土産を入れるならハードなスーツケース
旅行先でお土産を購入して、それをスーツケースに入れて持ち帰るとしたら、必ずソフトキャリーなどではなくハードなスーツケースを選びましょう。
ソフトキャリーにお土産を入れてしまうと、飛行機に積むときの衝撃で、ソフトキャリーの中のお土産が潰れてしまったり壊れてしまう可能性があります。
せっかく購入したお土産を渡す前にダメにしないためにも、お土産を入れるスーツケースは必ずハードなものを選ぶようにしましょう。
ただしお土産を入れ過ぎると重さで超過料金が発生する場合があるので注意
飛行機に無料で積むことができるスーツケースの個数・サイズ・重量には制限があります。
その制限を超えてしまうと超過料金がかかってしまうことがありますので、お土産の入れ過ぎには注意が必要です。
以下は、ANAの超過手荷物料金の例です。
【成田⇒ホノルル エコノミークラスご利用時
- 手荷物3個(全て23kg/50ポンド以内、3辺の和158cm/62インチ以内)の場合
→ 超過料金=20,000円- 3辺の和158cm/62インチ以内の手荷物1個(30kg/66ポンド1個)の場合
→ 超過料金=6,000円- 手荷物1個(23kg/50ポンド以内、3辺の和が180cm/70インチ1個)の場合
→ 超過料金=20,000円- 手荷物3個(23kg/50ポンド以内、3辺の和が158cm/62インチ以内2個+40kg/88ポンド、3辺の和が210cm/82インチ1個)の場合
→ 超過料金=60,000円
購入するかレンタルするか
スーツケースは購入することもレンタルすることもできます。
どちらを選ぶかは、海外旅行に行く頻度や使っていないときの置き場所によって異なります。
頻繁に海外旅行に行くなら購入がお得
スーツケースをレンタルすると、1回あたり4,000円~5,000円ほどの料金がかかります。
1万円以下の激安スーツケースをたまに目にしますが、このような安いスーツケースは圧倒的に壊れやすいのが特徴です。
購入するなら最低でも2万円以上する有名メーカーのものがおすすめです。
頻繁に海外旅行をする方であれば、計算上4回以上使えばレンタル以上に元を取ることができますので、スーツケースを購入すると良いでしょう。
家が狭くて保管に困るならレンタルがおすすめ
家や部屋が狭くて、スーツケースの起き場所に困る場合にはレンタルがおすすめです。
スーツケースは、使わないときは場所だけを取る「無用の長物」になります。
中に洋服や靴などを入れて収納として使うという手もありますが、洋服の出し入れがそのうち面倒臭くなり使わなくなることもありますのでおすすめはできません。
お金の損得もありますが、それ以上に「置き場所」があるかもしっかりと確認してから購入かレンタルか決めましょう。
まとめ
新婚旅行で選ぶスーツケースは、荷物やお土産などを考えて、大きいものを選ぶことをおすすめします。
旅行日数や行き先、レンタルか購入かなども含めどうするか検討してください。
レンタルのスーツケースはあくまでも中古品ですので、新しいものが使いたいというのなら購入したほうが良いでしょう。
また、先ほどもお伝えしましたが、安いスーツケースは圧倒的に壊れやすいので、旅行先で壊れてしまう可能性もあることを覚えておきましょう。