新婚旅行と結婚式を一緒にするってやっぱり大変なのかな?
今は海外ウェディングも一般的で一緒に新婚旅行もできるから人気みたいだよ
結婚式や披露宴を海外で行う海外ウェディングと新婚旅行を一緒にしようと計画したとき、どのように計画や準備をし、実際に現地でどのような流れを取るのかイメージできない方もいるでしょう。
そこで、実際に大手旅行会社JTBさんにハワイを希望の行き先として相談したときに教えてもらった、新婚旅行をかねた海外ウェディングの準備や計画の仕方、現地でのスケジュールについてまとめましたのでご覧ください。
大手旅行会社なら、新婚旅行も挙式も一括手配ができること、準備から現地でのサポートまで安心できること、選べるエリアや会場が多いことなど、多くのメリットがありますのでおすすめです。
準備から出発までの流れ
一般的なプランとして、ハワイでの新婚旅行をかねた海外ウェディングにかかる日数は7日がほとんどですので、ここでは出発から帰国まで7日のスケジュールとして紹介します。
出発の1年前~6ヶ月前の準備
まず全体の準備や計画は出発から1年前くらいからはじめることが一般的で、6ヶ月前までに準備するポイントは4つあります。
- 挙式の場所と日程を決める
- 式場を決める
- 申込金の入金
- 帰国後パーティーの検討・準備
出発まで1年間あるとのんびりしていると、あっという間に時間はなくなってしまいますので、スタートはなるべく早く着るようにすることが大切です。
挙式の場所と日程を決める
まずは、どこの国で挙式をあげたいか、いつにするか希望を出します。
憧れの国、地域、キレイな海の近く、景色がキレイなヨーロッパ、仕事はいつどれくらい休めるか、同行者の予定も考慮しながら検討する必要があります。
ハワイの場合、ベストシーズはカラッと過ごしやすい5月~10月がおすすめです。
式場を決める
エリアが決まったら、次は挙式をあげる会場選びがスタートします。
可愛いチャペルやキレイな海の近くの会場は人気で、1年前から予約が埋まり出しますので、早めの手配と予約が必要です。
いくつもの候補が出てきた場合、ひとつにしぼることは大変だと思いますので、なるべく早いうちから準備をして検討する時間を多く取ることもポイントです。
また、フォトウェディングのプランなどの魅力的なプランもありますので、興味がある方は並行して検討してみても良いでしょう。
申込金の入金
挙式会場が決まったら、申込金の入金です。
人気の会場は早く埋まってしまいますので、二人の意見が一致したらなるべく早く申込金を入金して会場をおさえておきましょう。
帰国後パーティーの検討・準備
海外ウェディングの場合、日本国内で披露宴をあげるよりも少ない人数の参列者となりますので、帰国後に参列できなかった人を迎えてパーティーをするのが一般的です。
この場合、ホテルで披露宴をあげるよりも、レストランなどを貸し切ってウェディングパーティーをすることが多く、会場となるレストランの予約や食べ物や装飾品の準備、パーティーに来てくれた人への感謝のお礼なども準備しておく必要があります。
出発3ヶ月前までの準備
式場が決定したら、出発の3ヶ月前までにする準備には3つのポイントがあります。
- 新郎新婦と同行者の旅行を決める
- 衣装を決める
- 挙式オプションやパーティー演出を決める
ここから3ヶ月前までの期間では、より具体的な準備が進んでいくことになります。
新郎新婦と同行者のホテルや航空機チケットの手配
希望するエリアやホテルが人気がある場合、特にハイシーズではホテルが早くに満室・飛行機が満席となることも少なくありません。
ホテルの予約や航空機のチケットはなるべく早く手配するようにしましょう。
大手旅行会社の場合、これらの手配を一手に任せることができるだけでなく、同行者の予約も一緒に手配できて、トラブルの際にも窓口がひとつに統一されることから安心です。
衣装を決める
ウェディングドレスや男性用のタキシードを決める際に必要なのは、デザインやサイズだけではありません。
日本で選ぶか、現地で選ぶか、それとも衣装を購入して現地に持参するかはプランによって異なりますが、日本で選ぶことで事前に試着ができるという安心感がありますが、現地で選ぶ場合はそもそも選べるドレスの数が限られるというデメリットもあります。
購入して持ち込む場合、持ち込みの手間や買い取りの費用などを考慮しても、「思い出を残しておきたい」という気持ちが強い場合におすすめです。
あなたの気持ちに合う衣装の決め方を選ぶと良いでしょう。
挙式オプションやパーティーの演出を決める
挙式の動画撮影やDVD、写真やアルバム制作などのオプションだけでなく、ヘアメイク(リハーサルメイク含む)やブライダルエステなどの美容関係のオプション、送迎(リムジン)のオプション、ドローン撮影などのパーティー演出などを決めます。
「オプションの予約は40日前までに」などの制約がある場合もありますので、事前にスケジュールなどは確認しておきましょう。
出発2ヶ月前までの準備
出発まで2ヶ月、ここまでの間に準備するポイントは4つです。
- 旅行中のオプショナルツアーを決める
- 帰国後のパーティーの準備
- 残金の入金
- 最終日程表の送付
出発当日に向けて、詰めの作業がはじまりますので、体調などを整えながら二人で協力して準備を終えるようにしましょう。
旅行中のオプショナルツアーを決める
現地に着いて、挙式が終われば後は自由時間です。
家族みんなでオアフ島一周観光をしたり、夫婦でマリンアクティビティを満喫したりできますので、お互いの興味あることを話し合い、楽しい時間が過ごせるようなオプショナルツアーを選びましょう。
帰国後のパーティーの準備
帰国後に開催する、参列できなかった人たちを迎えるパーティーの具体的な準備に入ります。
パーティーで流す海外ウェディングのダイジェストムービー、パーティーを盛り上げる小道具などのアイテム、BGM選びなどの準備を終えておきます。
最終的な打ち合わせを会場(レストランなど)スタッフとしておくことも忘れないようにしましょう。
残金の入金
6ヶ月前までに入金した申込金以外の残りの料金を旅行会社に支払います。
このとき、支払い方法は現金でも良いのですが、クレジットカードでの支払いにすれば高額なポイントをゲットできる可能性がありますのでおすすめです。
料金の支払いには期日がありますので、必ず余裕を持って支払いをすませておきましょう。
最終日程表の送付
出発の約1週間前頃になると、最終日程表などの書類が旅行会社から送られてきます。
二人の現地での予定だけでなく、同行者の予定や現地での連絡の取り方など必要事項を確認しておきましょう。
また、忘れ物がないかなどの最終確認も行っておきましょう。
ハワイ滞在中のスケジュールのイメージ
それでは、実際にハワイ滞在中のスケジュールについてイメージしてみましょう。
新郎新婦、同行者、それぞれについて紹介しますのでご覧ください。
※フライトスケジュールなどは発着地によってことなります。
新郎・新婦のハワイ滞在中のスケジュール
1日目:日本夜出発、ホノルル直行朝~昼到着
空港に到着したら、旅行会社からのデラックスレイでお出迎えします。
お二人専用のリムジンでワイキキへ移動し、VIPラウンジでハワイ滞在中のスケジュールの確認(挙式の打ち合わせや衣装の確認など)。
その後、ホテルへ移動して自由行動。
2日目:挙式の準備
エステで身体も心もリラックスして、お肌の調子を整えましょう。
到着の疲れを取って、レストランで家族で美味しいディナーを楽しんで、明日の挙式のために英気を養っておきましょう。
3日目:挙式当日
挙式会場へ移動後、衣装に着替え本番。
同行者などから祝福を受け、楽しいパーティー、そして記念撮影で一生の思い出を。
4~5日目:自由行動
家族みんなでオアフ島を観光。
ハナウマ湾、ノースショア、パールハーバー、モアナルア・ガーデンなど、オアフ島の見どころを1日かけてゆっくりまわる充実のツアー。
その他にも、マリンアクティビティ、ショッピング、オプショナルツアーなどを楽しむことができます。
6日目:帰国、ホノルル午前~夕方出発
お二人専用のリムジンで空港へ移動。
空路、帰宅の途へ。
7日目:日本到着、日本午後~夜着
空港到着後、解散となります。
同行者のハワイ滞在中のスケジュール
1日目:日本夜出発、ホノルル直行朝~昼到着
空港到着後、必要書類などを旅行会社から受け取り、他の同行者などと一緒にワイキキへ移動。
オプションを選べば、新郎新婦と一緒に専用車両での送迎、人気レストランでの食事も可能です。
その後は自由行動でゆっくりすることができます。
2日目:自由行動
基本的には自由行動で、ビーチやショッピングなどを楽しむことができます。
3日目:挙式当日
挙式会場へ移動後、衣装に着替え本番。
新郎新婦をみんなでお祝いし、特別な一日を満喫します。
4日目:帰国、ホノルル午前~夕方出発
早朝~午後、他のお客さまと一緒に送迎車でホテルから空港へ移動します。
5日目:日本到着、日本午後~夜着
空港到着後、解散となります。
まとめ
海外ウェディングを希望するカップルが増えていることもあり、ここではハワイでの挙式を例にとって、その準備や計画、現地でのスケジュールの流れを紹介しました。
準備や計画は1年前あたりからはじまりますが、ホテルや航空券は人気のエリアや時期によっては早く埋まってしまうことがありますので、予約は早めに取っておくことをおすすめします。
今回は、大手旅行会社のJTBさんに相談した内容を紹介しましたが、ホームページでも旅行内容やオプションなどを詳しく検討することができますので、仕事で忙しいという方は、パソコンやスマホなどで情報収集しながら予約や支払いもできるネット予約も上手に利用すると良いでしょう。