海外旅行保険に入ってるから大丈夫よ!
どうしよう!ホテルのトイレの便座を壊しちゃったんだけど弁償しないといけないかなあ。
新婚旅行の宿泊先のホテルの備品を壊してしまったとき、あなたならどうしますか?
- 弁償しないといけない?
- ホテルから訴えられる?
- 費用が高額になったらどうしよう
そんなときに頼りになるのが海外旅行保険です。
そこで、このページでは、ホテルの備品を壊してしまったときの対処法について紹介したいと思います。
ホテルの備品を壊してしまったときは個人賠償責任保険を使う
「うっかりホテルの部屋に飾ってあった花瓶を落として割ってしまった!」
「トイレの便座を壊してしまった!」
「荷物を運んでいてスーツケースをドアにぶつけてへこましてしまった!」
そんなときは、海外旅行保険で補償されている個人賠償責任保険を使うことで対応できます。
では、どうやって個人賠償責任保険を使えばよいのかその対処法を紹介したいと思います。
ホテルに弁償してその費用を保険会社に請求する
まず基本的なことですが、
- ホテルに事故(何をどう壊してしまったか)の報告をする
- 弁償や修理費用の交渉をする
- 弁償や修理費用を支払う
- 支払った費用を保険会社に請求する
という流れになるというイメージを覚えておきましょう。
保険会社に支払った費用を請求するときは、ホテルから受け取った請求書やレシートなど、支払った費用の詳細が記載されているものを提出する必要がありますので、必ずなくさないように保管しておきましょう。
一般的には、保険金の請求は帰国してからになりますので、請求のし忘れには注意しましょう(時効は3年)。
基本的に示談交渉はないが事故相談サービスが利用できる
ホテルに日本人専用のカウンターがあれば別ですが、通常はホテルのスタッフとは現地の言葉(大抵は英語が通じます)でコミュニケーションをはかります。
英語が苦手な人は弁償や修理の費用の交渉や支払について、基本的には自分ですべて行わなくてはいけません。
損害保険には「示談交渉サービス」という、事故の相手とのやりとりを保険会社に任せられるサービスがありますが、海外旅行保険にこのサービスは付いていません。
損害保険会社大手の損保ジャパン日本興亜のホームページでも次のように記載されています。
示談交渉サービスはありません。相手の方との示談につきましては、ご相談いただきながら被保険者ご自身で交渉をすすめていただくことになります。
このように、ホテルとの交渉は宿泊者自身で行うことになりますが、示談交渉の仕方や必要な書類などのアドバイスを受けることは可能ですので、もし何らかの事故を起こしてしまったときはすぐに保険会社に連絡をして相談するようにしましょう。
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新婚旅行に必要な個人賠償責任保険を追加する方法
新婚旅行を海外で過ごす場合、このようにホテルなどで万が一事故を起こしてしまったとき(誰かをケガさせたり、物を壊してしまったり)、個人賠償責任保険を使うことができます。
では、この個人賠償責任保険はどのように加入すれば良いのでしょうか?
海外旅行保険に加入する際に特約でつける
まず一番簡単なのが、海外旅行保険に特約で付けるということです。
通常、海外旅行保険に加入するとき、保険会社から提案されるプランに個人賠償責任保険は特約で付いていることがほとんどです。
インターネット経由で加入する場合、自分で個人賠償責任保険を特約で付けるかどうか洗濯できる場合もありますので、付け忘れないように注意しましょう。
火災保険や自動車保険で特約でつける
個人賠償責任保険は、火災保険や自動車保険の特約として付けることもできます。
保険料は月額100円程度で、生計を共にしている家族と別居の未婚の子を含めて補償の対象となりますので、もし火災保険や自動車保険に特約として個人賠償責任保険を付けている場合はこちらでも対応が可能です。
ただし、もし加入している火災保険や自動車保険に個人賠償責任保険が特約で付いているかどうか確認がすぐに摂れない場合などは、海外旅行保険で補償されるように特約で付けておくと良いでしょう。
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まとめ
新婚旅行中が楽しい思い出だけになるとは限りません。
ちょっと羽目を外してしまったり、不可抗力で誰かに迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。
そんなときにあなたを守ってくれるのが海外旅行保険であり個人賠償責任保険です。
もし実際に個人賠償責任保険を使うことになったとしても、このページで紹介した「ホテルの備品を壊してしまったときの対処法」を参考にしてみてください。